墓石業界にも新型ウィルスの影響が・・・
新型コロナウィルス関連のニュースが連日報道されていますが、
墓石業界にも影響が出ています。
というのも、現在墓石に使われる多くの石材は中国産です。
また、加工も中国で行っているケースが多いです。
毎年中国の春節には長期休暇となる為、入荷がストップします。
それを見越して、必要になるであろう部材は前もって仕入れておきます。
しかし、お客様ごとに墓地の大きさなどは違います。
特に巻石(墓地を囲う境界の石)などは納期がかかります。
通常お墓の完成までにはご契約頂いて約1か月～1か月半の期間を頂いております。
春節の影響が出る時期は約1か月半～2か月程かかります。
今回はそれにプラスして新型ウィルスの影響で
納期が全く読めないという状態になっています。
というのも、現在(2020.2.5)時点で感染拡大を防ぐ為
中国政府が一部の公共交通機関の停止や工場の操業を禁止を指示しています。
その為、春節に移動した工員が職場まで帰れない、帰っても仕事ができない
といった状況にあります。
この時期日本では『春のお彼岸』までのご建立を希望されている方の
商談が多く、通常では間に合うはずが残念ながら、明確な納期の返答ができません。
ですが、先延ばしにしてもよい事はありません。
建立はもう少し先と考えておられる方も早めに相談をおススメします。
しかし、様々な業界で影響が出ているのを目の当たりにすると
中国の存在の大きさを感じさせられますね。
一刻も早く事態が鎮静化することを願っています。
