墓じまいの『お仏壇』バージョンもある?!

いしよしのお墓ディレクターによるブログです。

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墓じまいの『お仏壇』バージョンもある?!

近年すっかり定着した『墓じまい』という言葉。

それと同じく、跡取りさんがいない、もしくは遠方で帰ってこない

という方から、お仏壇の引き取り相談を受けます。

 

お墓とは違い、その家で生活している間は必要ありません。

が、施設に入られたり、万が一の事を考えられて相談をされます。

 

先日も80代 一人暮らしの方からご相談を受けました。

お子様がおらず、施設への入所が決まり、空き家になるということでした。

お寺様にも相談し、お位牌・ご本尊はお寺へ安置して頂き、

お仏壇は弊社で引き取らせていただく事になりました。

 

どのようにすればいいのいか

①閉眼供養

先ずは住職に来て頂き、法要を行います。

閉眼供養(魂抜き・性根抜き)と言います。

*浄土真宗の場合はこの様な呼び方の法要は行いません。

 

②処分

法要後にお仏壇を処分します。処分の方法については主に

・仏壇店(業者)に依頼する。

・お寺様に引き取って頂く *不可能な場合もあるので要確認

・粗大ごみとして出す

の3つです。

 

業者やお寺様への依頼はもちろん有料ですので

事前にいくら必要か確認をしておきましょう!!

粗大ごみで出す場合は自治体の定めに従ってください。

 

③注意点

長年、その家で大切に受け継がれてきたお仏壇ですから

その中に大切な物を入れられているケースがあります。

『こんな所に引き出しが?!』といったこともあります。

 

仏壇を引き取らせて頂く際に確認しますが

過去に土地の権利書、現金といった物が出てきて

お客様もビックリされたケースがあります。

お仏壇の中をしっかり確認しておきましょう!!

 

稀に『買取を』とおっしゃられる方もいらっしゃいますが

車などとは違いますので買取はできません。

 

引き取りのお見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。