ご存知ですか?『巻石』について

いしよしのお墓ディレクターによるブログです。

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ご存知ですか?『巻石』について

 

 

『巻石』と聞いて何を思いつきましたか?

石の種類?どこかの地名?

実は墓地を仕切り、囲う石の事で『まきいし』と読みます。

この様に墓地を囲って仕切っている石を巻石といいます。

①隣接する墓地との境界を明確にする。

②お浄土と俗世間を区切る、巻石の内側を聖地とする。

といった役目があります。

 

巻石にもいくつか種類がありますので簡単にご説明致します。

①階段なし

ご覧の通り、四方を石材で囲ってあるだけのシンプルな形です。

比較的狭い墓地に施工させていただく事が多いです。

 

②くり段式

中央に入口の階段がつくタイプです。

このタイプが弊社では最も施工が多いスタンダードな形です。

お墓も入口に合わせて中央に配置すると見栄えもいいですね。

 

③広口(ひろくち)式・通し階段式

入口を広くとってあるタイプです。

お墓が複数の場合も中央を意識せず、配置できるというメリットもあります。

②よりも石の量を多く使うのでお値段は高いです。

 

墓地によって寸法が違うので外周寸法で価格が決まります。

また、墓地ごとで高さや巾にも違いがあります。隣接の墓地が基準になります。

我々のエリアで一般的なのは巾4寸(約12㎝)×高さ5寸(約15㎝)で

石種は中国材がほとんどです。

 

価格についてはお気軽にお問合せ下さい。

また、その他のデザイン性のある巻石もホームページでチェックしてみてください。

巻石デザイン